「少額でハイリターンを狙える投資は本当にある?」
「少額でハイリターンを狙える投資でおすすめの投資は何?」
投資を検討している方なら、一度は上記のような疑問を持ったことがあると思います。
少額でハイリターンを得られるのであれば、それに勝る投資はないためです。
しかし、少額でハイリターンを狙う場合は、当然それなりのリスクも存在します。
そのため、この記事では少額でハイリターンを狙える5つの投資と、少額でハイリターンを狙うために知っておくべき3つのポイントについて解説します。
少額でハイリターンを狙う投資を検討している方は、参考にしてみてください。
少額でハイリターンを狙える5つの投資・資産運用
少額でハイリターンを狙える投資には、以下の5つの投資があります。
- 不動産クラウドファンディング
- ソーシャルレンディング
- FX
- 株式投資の信用取引
- 仮想通貨
上記について詳しく解説するので、それぞれの投資の特徴を理解したうえで、どの投資がご自身に向いているのかを判断するようにしてください。
少額でハイリターンを狙える投資・資産運用1.不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングは、事業者が不特定多数の投資家から集めて資金を活用して、不動産を購入・運用を行い、運用して得られた利益を投資家に配当として分配する不動産投資手法です。
投資家は1万円から不動産に投資できるうえに、平均利回りは7%前後で30%を超える高利回りの案件もあるため、少額でハイリターンを狙える投資になります。
さらに、運用の手間がいらないなどのメリットもあるため、少額でハイリターンを狙える投資の中でも、特に不動産クラウドファンディングはおすすめです。
ちなみに、不動産クラウドファンディングには、以下の3つのタイプがあります。
- 不動産を運用して得られる家賃収入を配当するインカムゲイン型
- 不動産を売却しその売却差益から配当を分配するキャピタルゲイン型
- キャピタルゲイン型とインカムゲイン型の両方を合わせたハイブリッド型
上記の中でもキャピタルゲイン型は、不動産価格が上昇したタイミングで売却することで高額の売却差益を得るため、売却差益によっては非常に高い利回りになるケースがあり、ハイリターンを狙うことができます。
実際、案件によっては年利30%を超える実績を出している案件もあるため、少額でハイリターンを得たい方は検討してみてください。
ただし、不動産の売却は運営する事業者の手腕に左右されるため、リスクを抑えるためにも、案件を選ぶ際は事業者の実績を確認するようにしましょう。
少額でハイリターンを狙える投資・資産運用2.ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングとは、資金を融資してほしい企業や人に対して、資金を融資して利息を得たい投資家をマッチングするサービスのことです。
1万円から投資できる案件も多いうえに、平均利回りも5〜7%前後と他の投資と比較しても高く、中には10%を超える案件もあります。
また、一度投資してしまえば運用期間が終了するまで、ほったらかすことが可能なのも特徴です。
このように、ソーシャルレンディングは高利回りを狙える投資であるため、少額でハイリターンを狙いたい方におすすめの投資と言えます。
ただし、資金を提供した会社が倒産し元本が毀損する可能性もあるため、投資する案件は慎重に選ぶようにしましょう。
少額でハイリターンを狙える投資・資産運用3.FX
FXとは「Foreign Exchange」の略で外国為替証拠金取引とも呼ばれており、米ドルと日本円を交換するなど、通貨同士を両替し為替差益を狙う投資になります。
最大の特徴はレバレッジという仕組みが利用可能なことで、レバレッジを使えば少額で大きな金額の取引が可能なため、少額でハイリターンを狙うことが可能です。
では、レバレッジについて少し説明しましょう。
例えば、「1ドル=100円」の時に1,000ドルを購入しようとすると、本来は「10万円」が必要になります。
しかし、国内口座でFX取引をする場合、最大25倍のレバレッジを掛けて取引することが可能です。
したがって、1000ドルを買うのに4,000円から取引ができます。
このように、FXはレバレッジを利用できるため、少額でも大きな取引ができ、ハイリターンを狙うことが可能です。
ただし、レバレッジをかけて取引するということは、当然リスクも高くなることを意味します。
取引金額が大きくなるため、損失も大きくなる可能性があることも理解しておくようにしてください。
少額でハイリターンを狙える投資・資産運用4.株式の信用取引
株式投資とは、企業が発行している株式を売買して、配当金や売買差益を狙う投資のことです。
信用取引という方法を活用すれば、FXと同様にレバレッジをかけて取引することができます。
そのため、少額の資金であっても、レバレッジをかけて取引金額を大きくすることで多額の資金を得ることが可能です。
ただし、FXでも説明したように、レバレッジをかけて取引すると、利益だけなく損失も大きくなる可能性があります。
短期的で大きく稼げる可能性はありますが、リスクが高いのであまりおすすめの投資方法とは言えません。
株式の信用取引はハイリターン・ハイリスクの投資方法であることを理解しておきましょう。
少額でハイリターンを狙える投資・資産運用5.仮想通貨
仮想通貨は、インターネットを通じて不特定多数の間で商品などの対価として使用できる通貨で、ビットコインなどの様々な種類が存在しています。
為替市場で取引される通常の通貨と同様に、仮想通貨取引所で取引がされており、価格が変動しているため売買利益を狙うことが可能です。
また、最低取引額も数百円から取引できる通貨もあり少ない金額で購入できるうえに、証券会社によってはレバレッジをかけて取引することもできます。
このような理由から、仮想通貨も少額でハイリターンを狙える投資と言えます。
ただし、仮想通貨で得た利益は雑所得として「最大55%」の税率が課税されてしまうので、利益の確定時や出金時は注意するようにしてください。
少額でハイリターンを狙う時に知っておくべき3つのポイント
少額でハイリターンを狙う時に知っておくべき3つのポイントは、以下のとおりです。
- 長期投資することでリスクを抑えられる
- 分散投資することでリスクを抑えられる
- それでもリスクはある
上記のポイントについて詳しく解説するので、少額でハイリターンを狙える投資を検討しているなら参考にしてみてください。
少額でハイリターンを狙う時に知っておくべきポイント1.長期投資することでリスクを抑えられる
少額でハイリターンを狙う投資をする際は、長期投資をおすすめします。
FXや株式投資の信用取引などでレバレッジを大きくかけて、短期間で何度も取引する方法は、短期間で大きく稼げる可能性がありますが、損する可能性も高くあまりおすすめできません。
一方で、不動産クラウドファンディングなどの投資は、安定はしていますが、短期間で稼ぐことは不可能です。
そのため、安定して少額の資金からハイリターンを得たいなら、不動産クラウドファンディングなどの投資で、長期運用を続けてリスクを抑えながら複利効果も狙うのが最適だと言えます。
ただし、FXや株式投資の信用取引が決して悪いわけではなく、あくまでも安定的に稼ぐ方法として向いていないというだけです。
短期間で大きく稼ぎたい方には、向いている可能性のある投資方法になります。
少額でハイリターンを狙う時に知っておくべきポイント2.分散投資することでリスクを抑えられる
分散投資とは、さまざまな投資商品やさまざまな投資方法などに、資産をわけて投資する方法です。
少額でハイリターンを狙える投資だけに限った話ではありませんが、投資をするなら分散投資は必要になります。
分散投資をすることで、ひとつの投資で損失が出たとしても、他の投資でその損失をカバーできるためです。
仮に分散投資をせずにひとつの投資商品に資金を集中させてしまうと、損失が出た場合、損失がそのままダイレクトに影響を与えてしまいます。
そのような事態を防ぐためにも、分散投資を心掛けるようにしてください。
少額でハイリターンを狙う時に知っておくべきポイント3.それでもリスクがある
上記で解説した内容を実践したとしても、投資には当然リスクがあり、元本が毀損する可能性があります。
そのため、必ず儲かるわけではありません。
このことを理解しておかないと「必ず儲かる」などの甘い言葉に騙されて、劣悪な案件に投資したり、根拠のない自信を持って取引してしまったりして、取り返しのつかないことになってしまう可能性があります。
そのような事態に巻き込まれないためにも、リスクがあるということを理解しておくようにしてください。
まとめ
少額でハイリターンを狙える投資にはさまざまな種類がありますが、その中でもおすすめしたいのが、不動産クラウドファンディングです。
高利回りの案件も多いうえに、FXなどと比較するとリスクを抑えて投資することができます。
リスクを抑えたうえで、少額でハイリターンを狙える投資を検討している方は、不動産クラウドファンディングを検討してみてください。
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