AIやブロックチェーンといった、新しい技術を持つベンチャー企業の活躍がメディアでもよく取り上げられています。
そういったベンチャー企業に投資できれば、一攫千金を狙えると思う方も多いのではないでしょうか。
株式投資型クラウドファンディングのユニコーンを活用すれば、将来IPO(株式上場)やM&A(売却)が期待できるベンチャー企業に投資することができます。
他の株式投資型クラウドファンディングと比較すると、最低金額が5万円からと低く、初心者でも安心して投資できるサービスです。
今回はユニコーンの評判・口コミ、メリット・デメリットについて紹介します。
ユニコーンに関する評判・口コミ
人気のAI技術の案件が多い株式投資型クラウドファンディンのユニコーンですが、利用者の声も気になるところです。
ユニコーンの利用者の評判・口コミをTwitterや比較サイトなどからピックアップしてご紹介します。
良い口コミ・評判
まず、ユニコーンの良い口コミ・評判について紹介していきましょう。
40代会社員・男性
上場株式は株主優待目的で購入している銘柄が多いのですが、ユニコーンの案件には、非上場のベンチャー企業なのに株主優待をくれる企業があり、非常に興味があります。 |
30代会社員・女性
他の株式投資型クラウドファンディングでは、投資金額は10万円からでしたが、ユニコーンは5万からでよく、私でも購入することができました。 |
悪い口コミ・評判
次は、ユニコーンの悪い口コミ・評判について紹介していきます。
30代投資家・男性
AI技術など興味深い案件は多いが、まだイグジットした企業がないのが不満です。
イグジット企業が出るようなら購入を検討しようと思います。 |
40代会社員・男性
ユニコーンは、目標達成額以上に資金を集める案件もありますが、案件自体に魅力がありません。
全く未達で成立しない案件も多いのも気になります。 |
ユニコーンの特徴を一挙解説!
ユニコーンは、株式会社ユニコーンが運営する株式投資型クラウドファンディングです。
社会の問題を解決する可能性のある企業や、最先端技術を使って社会を豊かにする企業を中心に、人気のAI技術やバイオ、ヘルスケア関連など、2022年10月26日時点で40号案件まで公開されています。
ユニコーンの魅力は、運営会社がクラウドファンディングのプラットフォームの提供だけでなく、スタートアップ企業を短期間で成長させるために、企業に対して手厚いサポートを行っている点です。
企業が短期間で成長すればイグジットの早期達成の可能性も高くなるので、投資家にとっても非常に魅力的であると言えます。
ここではユニコーンの4つの特徴
- IPOが狙える上場前のベンチャー企業へ投資ができる
- 運営会社と専門家が企業の成長をサポート
- 条件が厳しくないので初心者でも投資しやすい
- グループ企業のネットワークが期待できる
について紹介します。
ユニコーンの特徴1.IPOが狙える上場前のベンチャー企業へ投資ができる
ユニコーンは、未上場のベンチャー企業の資金調達のためのプラットフォームとして、株式投資型クラウドファンディングを運営しています。
投資家は、ユニコーンを通じて未上場のベンチャー企業の株式を購入することができます。
中には、将来IPO(株式上場)を目指している企業もあり、IPOが成功した場合には多額の利益を得ることができるのが、株式投資型クラウドファンディングの魅力です。
ユニコーンの特徴2.運営会社と専門家が企業の成長をサポート
未上場のベンチャー企業は、技術力はあっても企業の運営に関しては素人の場合が多いです。
いくら技術力が高くても、利益をきちんと上げられない企業は淘汰されます。
ユニコーンと他社との違いは、株式投資型クラウドファンディングで資金調達を行った後も、運営会社が経営ビジョンの構築や成長戦略についてサポートを行っている点です。
弁護士や税理士などの専門家やパートナー企業とのネットワークの構築しており、様々な角度から企業をバックアップしています。
こういった支援により、企業がIPOや株式売却といったイグジットを達成できる可能性が高まるので、ユニコーンの案件は投資家にとっても魅力的であると言えます。
ユニコーンの特徴3.条件が厳しくないので初心者でも投資しやすい
株式投資型クラウドファンディングは、購入した企業が倒産してしまうと投資資金の回収ができないこともあります。
そのため、投資経験や自己資金の基準をクリアしないと投資家登録できません。
一般的には、リスク性資産への投資経験1年以上、保有する金融資産は300万以上としているクラウドファンディングが多いです。
ユニコーンでも投資経験は1年以上必要ですが、保有する金融資産は200万以上と低めになっています。
募集最低金額も5万円からと、他社と比べて低価格なので、初心者でも投資がしやすいです。
ユニコーンの特徴4.グループ企業のネットワークが期待できる
株式会社ユニコーンは、マザーズに上場している株式会社ZUUのグループ会社です。
ZUUは、エグゼクティブ(高属性)向けに金融やIT関連の情報提供を行っており、金融関連に強いネットワークがあります。
ユニコーンとZUUは、相互顧客の紹介やユニコーンの情報を運営する「ZOO online」に掲載するなどの取り組みを行っており、ZUUとの連携による相乗効果が期待できます。
ユニコーンに投資する人はここに注意!デメリットについても解説
ユニコーンは、初心者でも始めやすい株式投資型クラウドファンディングですが、やはりデメリットもあります。
- 案件が少ない
- イグジットした案件がまだない
それぞれ解説していきましょう。
ユニコーンのデメリット1.案件が少ない
ユニコーンのサービスは、2019年7月に始まりましたが、2022年10月26日時点で案件は40件です。
1か月に約1本のペースとなっているため、投資の機会は限られてくるかもしれません。
ユニコーンのデメリット2.イグジットした案件がまだない
ユニコーンでは、クラウドファンディングで資金を集めた未上場のベンチャー企業への手厚い支援やグループ企業であるZUUとの連携を行うことで、案件のイグジットを目指しています。
ただし、2022年10月現在では、イグジットを達成した企業はありません。
他の株式投資型クラウドファンディングでは、すでにIPOや売却によるイグジットを達成した企業もあり、現時点でのイグジットの期待値は、他のサービスと比べて低いと言えます。
ユニコーンの会員登録の方法を解説!
ユニコーンで投資をするためには、投資家登録を行う必要があります。
1.投資家登録
まずは、ユニコーンのホームページへアクセスして新規会員登録を行いましょう。
取引約款など各種書面の確認を行い、個人情報の入力を行って免許証、マイナンバーなど、本人確認の書類をアップロードします。
審査には数日かかる場合があるので注意しましょう。
審査が終わると、簡易書留でログイン情報が郵送されてきます。
2.案件投資
投資したい案件に申し込みを行います。
出資金の振り込みは、申込完了日から3営業日以内に行ってください。
ユニコーンの運営会社情報
ユニコーンの運営会社は、株式会社ユニコーンです。
2019年にマザーズ上場企業の株式会社ZUUと資本提携を行い、グループ会社となりました。
株式投資型クラウドファンディングのユニコーンの運営を通じて、非上場のベンチャー企業への資金面や運営面のサポートを行っています。
他にも、起業、資金調達といった企業向け、資産運用などの投資家向けセミナー・講座の企画運営も手掛けています。
株式会社ユニコーンの会社概要
会社名 | 株式会社ユニコーン |
代表者 | 代表取締役 安田 次郎 |
設立年 | 2015年12月28日 |
資本金 | 5億3,290万円(資本準備金を含む) |
所在地 | 東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTH 3F |
会社HP | https://unicorn-cf.co.jp/ |
まとめ
ユニコーンは、株式会社ユニコーンが運営する、AI技術やヘルスケアなど人気の分野案件を取り扱う株式投資型クラウドファンディングです。
5万円から始めることができ、保有する金融資産の設定も200万と低く、初心者でも投資家登録しやすくなっています。
ただ、IPOなどのイグジットを達成した案件がないので、他の株式投資型クラウドファンディングと比較するとイグジット達成の期待値は低めと言えるでしょう。
「最新のAI技術に投資をしたい」「少ない資金で非上場のベンチャー企業へ投資をしたい」という方は、ユニコーンへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。
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