最近Tポイント投資を検討し始めた方も多いのではないでしょうか?
そして検討している方の中には
「Tポイント投資は良いことばかりな気がするけど、デメリットはないの?」
「ネオモバってどんな昨年できたサービスらしいけど、どうなんだろう?」
と思っている方も多いかと思います。
そこでこの記事ではTポイント投資を検討している方へ、Tポイント投資の簡単な特徴からデメリット、ネオモバのデメリットなどをまとめてみました。
是非参考にしていただき、あなたの投資活動に活かしていただければと思います。
Contents
Tポイント投資の簡単な5つの特徴
ここではまずTポイント投資の簡単な特徴をご紹介します。
Tポイントで投資は2019年4月から始まった新しいサービスです。
主な特徴は、
- 日本初Tポイントで株が買える
- 1株単位で株が買える
- 1ポイント1円分
- 取引に応じてTポイントが貯まる
- Tポイントで定期買付ができる
というものがあります。
改めて特徴を見ていきましょう!
日本初Tポイントで株が買える
Tポイントを貯めているもしくはTポイントカードを持っている人も多いかと思います。
そのTポイントで株が買える、と聞くと驚きませんか?
投資を始めたいけれど、まとまった現金がない・・・。
まずはお試しでやってみたい・・・。
そんな方は、お手持ちのTポイントで株を購入できるので、気軽に投資家になることができるんです。
1株単位で株を買える
これはTポイント投資ができるネオモバの特徴でもありますが・・・。
1株単位で株を買うことができるんです!
普通、株を買う場合、最低でも何株買ってくださいという最小単元数があります。
上場国内株だと最小単元数は100株ですので、最低でも100株は買わないといけません。
例えば1株1,000円の株だとしたら1,000×100株=100,000円は最低でも必要になります。
もちろん株価がもっと高ければもっと費用が必要になります。
(中には40,000円を越えている株も・・・最低でも400万円必要ということです。!)
ですが、ネオモバは1株単位で株を購入することができるので、みんなが知っているような大企業の株を数百円で購入することもできるんです!
数百円で日本を代表する企業の株主になれるなんてすごいですよね!
もちろんTポイントを使って1株から株を買えるので、Tポイントを使って株主になることもできます。
1ポイント=1円分
Tポイントは1ポイント=1円分として使うことができます!
もちろんコンビニエンスストアや飲食店、買い物などで貯めたTポイントも利用することができますよ!
取引に応じてTポイントが貯まる
取引手数料などサービス利用料の1%がTポイントとして貯まっていきます。
【例】
取引手数料 1,000円/月 →10ポイント 付与
といった感じです。
ただし有効期限(Tポイントの最終利用日から1年間)がありますので、注意してくださいね!
Tポイントで定期買付ができる□
日々忙しい生活の中で株価や株価に影響のでるニュースをチェックして株価の推移を予想して・・・など少し大変そうだなぁと思われる方は、Tポイントを使って「定期買付」のサービスを利用することもできます!
毎月自分で決めた日に株や投資信託を購入できるようにネオモバが自動で発注してくれます。
事前に銘柄・購入日・金額など設定をするだけでいいのでとても簡単ですよ。
Tポイント投資のデメリット・注意点は?
Tポイント投資の特徴を簡単に紹介してきましたが・・・それではデメリットや注意点は何でしょうか?
しっかり見ていきましょう。
期間固定Tポイントの利用はネオモバのみで利用可
期間固定Tポイントって聞き慣れない言葉ですよね。
わたしたちが普段使っているTポイントとは違い、「有効期限」と「利用先」が限られ、指定された「提携先」でしか使えないのが期間固定Tポイントです。
ネオモバで付与された期間固定Tポイントはネオモバのみで株を買うときに利用できる仕組みになっています。
また他のサービスでもらった期間固定Tポイントも、Tポイント投資に利用できないので、注意してくださいね!
投資できる商品が少ない
Tポイント投資で購入できるのは国内株式(東証・名証・福証・札証上場銘柄)・国内ETF(国内上場投資信託)・REIT(不動産投資信託)・WealthNavi for ネオモバです。
例えば現在急成長を遂げている東南アジアの株を買いたい、もしくは安定的な成長をしているアメリカ株を買いたい、という方はネオモバで購入することはできません。
もし海外株やFXを買いたい場合は、SBI証券(ネオモバを共同出資で立ち上げたネット証券会社)やその他証券会社で購入する必要があります。
投資先の選択肢が少ないのはTポイント投資ができるネオモバのデメリットの一つです。
ネオモバ(SBIネオモバイル)のデメリット・注意点は?
ネオモバはネット証券No.1の「SBI証券」とTポイントとマーケティングを繋ぐ「CCCマーケティング」の共同出資で生まれた会社。
業界でも有名な2社がタッグを組んだということで、非常に話題になりましたが、デメリットや注意点はないのでしょうか?
主なデメリットは、
- 投資対象が限られる
- 単元未満株の約定タイミングが決まっている
- 取引の有無に関わらずサービス利用料が掛かる
- 非課税制度(NISA・つみたてNISA・iDeCo)で買えない
が挙げられます。
この章でまとめてみたので、是非参考にしてくださいね。
投資対象が限られる
Tポイント投資のデメリット・注意点でも書きましたが、投資する商品が限られているのはデメリットのひとつです。
ネオモバは国内株式・国内ETF・REIT・WealthNavi for ネオモバを扱っています。
それ以外の投資商品を買う場合には別に証券口座をつくる必要があるので、人によっては手間に感じるかもしれません。
単元未満株の約定タイミングが決まっている□
単元未満株(100株以下)の売買をするタイミングが決まっているので、自分の好きなタイミングで売買することができません。
注文時間と約定タイミングは以下の通りです。
注文時間 | 約定タイミング |
0:00~10:30 | 当日の後場始値 |
10:30~21:30 | 翌営業日の前場始値 |
21:30~24:00 | 翌営業日の後場始値 |
※土日祝日の注文は次営業日10:30までの注文として受け付けられます。
ご注意ください。
取引の有無に関わらずサービス利用料が掛かる
通常であれば、商品を取引した際に始めて取引手数料が発生するので、そもそも取引をしなければ費用は掛かりません。
しかし、ネオモバは取引の有無に関わらず最低220円(税込)のサービス料金が発生してしまいます。
毎月何かしら株を買わないと損をしてしまう・・・ということですね。
ご注意ください。
非課税制度(NISA・つみたてNISA・iDeCo)で買えない
ネオモバは非課税の優遇が受けられるNISAやiDeCoの開設をすることができず、原則特定口座での取引になります。
投資で得た利益は基本的に20.315%の税金が掛かります。
もし10万円の利益が出た場合、2万円以上が税金として徴収されます。
結構大きいですよね。
NISAやiDeCoで買って得た利益は非課税優遇があるので、税金がかかりません。
しかし、ネオモバではその非課税制度を使うことができないので、ネオモバで得た利益は全て20.315%の税金がかかることになります。
もし非課税で運用したい場合は他社証券会社でNISA口座やiDeCo口座を開く必要があります。
Tポイント投資・ネオモバでよくある質問
ここではネオモバ公式HPでもあげられている「よくある質問」の中から特にピックアップすべき質問をまとめ、解説も加えてみました。
これからネオモバで投資始めようか検討している方へ、是非参照してみてください。
参考URL:https://faq.sbineomobile.karakuri.ai/?_ga=2.36633632.1250586026.1578242095-2516492.1577527892
ひとかぶIPO(新規上場株式)ってなに?
ネオモバでは気軽に1株からIPOに申し込みができます!
購入にあたっては、抽選申し込みと資金の用意が必要です。
1株から購入できるので、多額の資金を用意しなくてもいいことがメリットです。
ひとかぶIPO(新規上場株式)の抽選方法は?
優遇抽選と完全抽選の2種類の抽選方法があります。
- 優遇当選・・・20代、30代の人が抽選しやすい「若年優遇」、取引状況によって当選率が変わる「取引継続優遇」など一定の基準を設けたユニークな抽選方法。
- 完全抽選・・・公平な抽選
となっています。
IPOはとても人気なので、どんどん申し込んでいきたいですね。
Tポイントと現金を組み合わせて株は買えるの?
買えます!
Tポイント+現金、Tポイントだけ、現金だけでも株は買えますので、ご安心ください。
たとえTポイントの残高が購入代金より少なかったとしても、現金を入金するか、他の保有株を売却することによって購入が可能になります。
ただしTマネーは使えませんので、ご注意ください。
1万円から始められるおまかせ資産運用です。
インターネット上で6つの質問に答えるだけで、すべて自動であなたに最適な資産運用プランを提案し、
自動で資産運用をしてくれます。
資産運用は興味があるけどなんか怖い・面倒、まとまった資金がないという方におすすめのサービスです。
株価ってどうやってみるの?
口座開設をするとネオモバのアプリが利用できるようになり、そのアプリ上から確認することができます。
アプリ上では最良気配(最も高い気配と安い気配)も見ることができます。
Tポイントで買った株の売却代金や配当金はTポイントで返ってくる?それとも現金?
全て現金での精算です。
入金方法は?
入金方法は以下の2つがあります。
- 「即時入金」
住信SBIネット銀行の口座を持っている方が、インターネット上で入金する方法。
ネオモバのアプリ内からでもお手軽に入金することができます。 - 「銀行振込入金」
金融機関の窓口やATM、インターネットバンキングから入金する方法。
もし住信SBIネット銀行口座をお持ちでしたら、「振込手数料無料+入金の反映がすぐ」なので非常に便利です。
まとめ
この記事ではTポイント投資とネオモバのデメリットを中心にご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
ここで改めてポイントをまとめてみます。
【Tポイント投資のデメリット】
- 期間固定Tポイントに利用制限がある
- 投資できる商品が少ない
【ネオモバのデメリット】
- 投資商品が限られる
- 単元未満株の約定タイミングが決まっている
- サービス利用料(220円~)が必ずかかる
Tポイント投資はまだまだ始まったばかりの投資方法です。
しっかりデメリットも踏まえた上で投資をしていきましょう!
この記事を読んで少しでもTポイント投資・ネオモバについて詳しくなって頂ければ幸いです。