働く世代から多くの支持を集め、預かり資産No.1のロボアドバイザーであるWealthNaviをご存知の方も多いでしょう。
全自動お任せ資産運用サービスであるため、投資未経験者でも安心して投資に挑戦できます。
しかし仕組みや概要、実際に利用されている方の評判も気になるところです。
そこで今回はWealthNaviの仕組みから評判までを詳しくお伝えしていきます。
Contents
- 1 WealthNavi(ウェルスナビ)とは?概要をわかりやすく解説
- 2 WealthNavi(ウェルスナビ)の3つの特徴・メリット
- 3 WealthNavi(ウェルスナビ)を利用する際の3つのデメリット・注意点
- 4 WealthNavi(ウェルスナビ)を実際に利用している人の口コミ・評判
- 5 WealthNavi(ウェルスナビ)の口座開設する手順をわかりやすく紹介
- 6 WealthNavi(ウェルスナビ)を始めるといくら資産が増える?実際にシミュレーション
- 7 WealthNavi(ウェルスナビ)は資産運用のセミナーも開催しています
- 8 WealthNavi(ウェルスナビ)の運営会社「ウェルスナビ株式会社」の概要を紹介
- 9 まとめ
投資の基本は、「長期・積立・分散」であり、WealthNaviはそれらを全て実現できるサービスです。
運用はノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムを利用し、全自動おまかせで行われます。
また人ではなくAI(人工知能)を用いた運用が行われるため、感情に左右されることなく理論に基づいた資産運用が行われるため、安定的に収益を上げることができるでしょう。
投資金額も10万円から始められることもあり、はじめて資産運用に取り組む方でも手を出しやすい金額設定になっています。
運用を始める前に「どれくらいのリスクが許容できるか」、「目標金額」などを設定するのみで自動で運用してくれるため、専門的な知識は必要ありません。
WealthNaviは全自動でお任せできる資産運用サービスであることは前述させて頂きましたが、他にどのようなメリットがあるのでしょうか?
以下で詳しく見ていきましょう。
①長期投資に適した運用が可能
ロボアドバイザーでの運用は長期的な資産形成が運用方針となっています。
買付も積立で行われるため、時間分散効果によりリスクを抑えた資産運用を行うことが実現可能です。
また資産運用は買ったら買いっぱなしでなく、定期的にポートフォリオ(資産構成)のリバランス(メンテナンス)をしなければなりません。
しかしリバランスを行うには知識と労力が必要です。
WealthNaviではこのリバランスを自動的に行ってくれるため、常に理想的なポートフォリオを維持できます。
②ユーザーに最適な運用を提案してくれる
WealthNaviの口座開設を行うと、最短1分で自分に最適な運用プランを提案してくれます。
質問内容は、「年齢」「年収」「金融資産」「毎月の積立額」「資産運用の目的」「株価が1ヶ月で20%下落したら?」の6つです。
この6つの質問に回答すると、自分のリスク許容度が表示され、自分に最適なポートフォリオを作ることができます。
資産運用はポートフォリオが適切に作れていないと、大きな損失に繋がる可能性がありますが、WealthNaviでは全てお任せで提案してくれるのです。
③節税最適化サービス「DeTAX」を利用できる
投資で利益を得ると所得税・住民税合わせて20.315%の税金が発生します。
WealthNaviでは、DeTAXという自動で税金を最適化する仕組みが用意されていることも特徴です。
DeTAXは分配金や資産の売却で生じた税負担が一定額を超えると、含み損を抱えている資産を売却するなどを行い、税負担を軽くしてくれます。
資産運用を行う上での税金対策も重要な作業ですが、税金に対する知識が必要であるためDeTAXは頼れる仕組みであるといえるでしょう。
それでは続いてWealthNaviのデメリットを見ていきましょう。
①運用には預り資産の1%の手数料がかかる
WealthNaviは預かり資産が3,000万円までは年率1%、3,000万円を超える部分には年率0.5%の手数料が発生します。
なお口座管理手数料や入出金手数料などはかかりません。
つみたてNISAやiDeCoなどで購入する投資信託の場合、信託報酬(手数料)が年率0.1~0.5%前後であることから、WealthNaviは少し割高な手数料といえるでしょう。
全自動で資産運用してくれるからこそ、一定の手数料は覚悟しなければなりません。
②元本割れのリスクがある
投資に元本割れのリスクはつきものですが、WealthNaviも同様です。
可能な限りリスク分散を行いリスクを抑えた運用をしていても、急な相場の変動等により元本割れのリスクを避けることはできません。
しかしWealthNaviは基本的に長期投資で行うため、長い目で見るとリスクは比較的軽減できるといえるでしょう。
ただし元本割れのリスクがあるため、あくまで余裕資金で行うことをおすすめします。
③NISA(少額投資非課税制度)が利用できない
政府の投資への後押しもあり、NISA(少額投資非課税制度)を活用したいところですが、WealthNaviはNSIA非対応です。
NISAには2種類あり、一般NISAは年120万円まで、つみたてNSIAは年40万円までの買付で得られた利益に対し非課税が適用されます。
他社のロボアドバイザーも同様にNISA非対応であるため、税金については覚悟しなければなりません。
それでは実際にWealthNaviを利用されている人の評判はどうなのでしょうか?
全自動で資産運用ができることが、利用者にとっては嬉しい仕組みであるという声が多いです。
ただし下落相場には弱い、という特徴もあるようです。
様子を見ながらで年間+10%の利益
1年間やってみての感想は、「貯金と投資の間」というイメージ。
銀行に預けているだけならば、やってみてもいいかもしれない。
ほったらかしで資産を作る仕組みは大切
毎月口座から自動的に引き落とされ、特に何もしていないがすこぶる調子がいい。
全自動だから寝てても勝手に増えていく。
開始250日で+4,656円(元金11万円)
つみたてNSIAやiDeCoほどではないが、結構調子がいい。
キャンペーンが定期的に実施される
春のプレゼントキャンペーン(2019年3月)で、50万円入金して3,000円もらうことができた。
下落相場に弱い
2018年年末に株価が落ち込み、大幅なマイナスに。
久しぶりに入金しました。
— ねいさん@PayPay30%還元終了 (@yale_nathan_usa) January 25, 2021
相場が高値圏ですが全体で見れば微々たる額なので機会損失よりいいかと思いまして。
これで元金230万円でキリがyいくてスッキリ😀。
>22.72%#ウェルスナビ pic.twitter.com/qbKelPWWxV
今更ながらウェルスナビを利用していこうと思います。投資という観点でのファイナンスの勉強をする形です
— とあるECマーケの禁書目録 (@EC_marketer) January 24, 2021
WealthNaviはじめて1年経つけど放ったらかしで利回り14.6%出てる☺️
— bluecoinxrp.no2 (@BluecoinxrpN) January 22, 2021
ウェルスナビ
— ふわり🎈 (@fuwari_riri) January 21, 2021
+10.42% +1万円over!
なんとまあ✨嬉しい🥰
積立NISAの方も8.8%でした💜 pic.twitter.com/R4N4OtFqdv
2021年2月現在、ウェルスナビで儲かっているという評判や口コミはいくらでも見つけられます。
SNSでも人気の高い珍しい投資商品と言えますよね。
本人確認書類などが用意できれば、オンラインで申込みは完結し、最短2営業日で資産運用を開始することができます。
具体的な口座開設の流れは以下の通りです。
①本人確認書類の準備
本人確認書類として、運転免許証+マイナンバー通知カードまたはマイナンバーカードの用意と、銀行の口座番号も提示できるようにしておきましょう。
②メールアドレスの登録
WealthNaviにログインする際に使用するメールアドレスの登録を行います。
③認証コードとパスワードの入力
メールで通知された認証コードと、任意のパスワードを入力しユーザー登録を行いましょう。
④お客様情報の登録
投資経験や銀行口座などの情報を登録します。
⑤本人確認書類のアップロード
用意した本人確認書類を、スマホのカメラ等で撮影し、アップロードしましょう。
⑥規約等の同意
規約をよく確認し、同意できればチェックボックスにチェックを入れましょう。
⑦簡易書留の配達希望日の選択
手続きが完了すると、簡易書留で書類が届きます。
その際の配達希望日を入力しましょう。
WealthNaviは資産運用の王道である、「長期・積立・分散」で一人一人に最適な運用を行ってくれます。
初期投資100万円を30年間運用すると、50%の確率で2,399万円以上、30%の確率で3,066万円以上に資産を増やすことができます。(元本は1,180万円)
引用:WealthNavi公式HP https://www.wealthnavi.com/
上記のシミュレーションは運用手数料は差し引いていますが、税金は計算されていません。
税金は利益に対して所得税・住民税合わせて20.315%が引かれ、シミュレーションはWealthNaviの「リスク許容度3」で実施されています。
WealthNaviでは、メールアドレスを登録した方を対象に、随時セミナーの開催が案内されます。
オンライン動画によるセミナーも後悔されているため、地方在住の方でも参加することができます。
セミナーでは資産運用の必要性やWealthNaviの仕組みなど、初心者向けの内容になっています。
特にこれから資産運用を考えられている方にとっては、大変勉強になる内容となっており、参加費も無料のため一度足を運んでみてもいいかもしれません。
WealthNaviを運営するのは、財務省出身の柴山氏が設立したウェルスナビ株式会社です。
主に個人の資産運用を業務を行い、「働く世代の誰もが、安心して資産作りを任される存在へ」の思いから設立されました。
企業情報
運営会社 |
ウェルスナビ株式会社 |
設立 |
2015年4月28日 |
資本金 |
52億6,045円 2020年3月27日時点 |
強み |
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づき、全自動で資産運用が任せられる。 また簡単な質問に答えるだけで、自分にとって最適なポートフォリオを提案してくれる。 |
まとめ
投資の基本は「長期・積立・分散」であり、それらを実現してくれるのがWealthNaviです。
また資産運用を行うなかでも難しいとされる、ポートフォリオ設計も簡単な質問に答えるだけで提案してくれます。
しかし「全自動でお任せ」ということは、一定の手数料を覚悟しなければなりません。
自分で資産運用を行うことが自信がない、という方にとってはお金を払ってでも任せてみる価値はあるのではないでしょうか。